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この夏公開の映画は、気になるイケメンが勢ぞろい!【Part2】

今年のサマーシーズンに公開される邦画にはイケメンが豊作! 正統派の胸キュン青春映画から、お祭り騒ぎのコメディ映画までを紹介したPart1に続き、純愛を描いた感動作や人気コミックの映像化作品まで4作品をピックアップ。週末のお出かけプランに加えてみては?

『君の膵臓をたべたい』

2016年に『ゆとりですがなにか』、『仰げば尊し』、『あやしい彼女』、『ディストラクション・ベイビーズ』と青春群像劇からコメディまで幅広い作品に特徴のある役柄で出演し、一気に認知度を高めた北村匠海(DISH//)。そして2017年には、ついに『君の膵臓をたべたい』で、浜辺美波とW主演を飾る。クラスメイトの山内桜良(浜辺)が重い膵臓の病を患っていることを知り、桜良の「死ぬ前にやりたいこと」を叶えるため行動を共にする「僕」(北村)を演じる。読書が好きで言葉数は多くない目立たない少年「僕」の、憂いをたたえた瞳は見ているほうが切なくなるほど! 心優しい少年の純粋でまじりっけのない美しい想いに、涙を誘われること間違いなし。

©2017『君の膵臓をたべたい』製作委員会 ©住野よる/双葉社

『心が叫びたがってるんだ。』

2015年に公開され、大ヒットを記録した劇場版アニメーション『心が叫びたがってるんだ。』の実写版となった本作は、中島健人(Sexy Zone)をはじめ、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』で国民的女優となった芳根京子、E-girlsのパフォーマーとして人気を誇る石井杏奈など注目のキャストがずらり。なかでも注目は、父が佐藤浩市、祖父が三國連太郎という俳優一家のサラブレッド・寛一郎! これまでの長髪を潔く坊主頭に丸め、野球部で挫折し、くすぶった毎日を送る田崎大樹役を等身大で力強く演じた。大きな体を丸めてもがき悩む場面では、捨てられた子犬さながらに女子の心をわしづかみ! ラストのキャストが一体となり繰り広げるミュージカルシーンは、スタンディングオベーションを送りたくなる鮮やかな出来栄えだ。

©2017映画『心が叫びたがってるんだ。』製作委員会 ©超平和バスターズ

『散歩する侵略者』

カンヌ国際映画祭の常連で、世界中にファンを持つ黒沢清監督が手掛けた最新作『散歩する侵略者』は、地球を侵略しに来た「侵略者」たちが、人間の概念を奪っていき、地球を滅亡に陥れるという衝撃的なストーリー。侵略者にのっとられた人間・加瀬真治を演じる松田龍平の不気味な低体温感がハマり役と話題! 初共演で夫婦役となった長澤まさみとも、息の合った芝居を繰り広げる。物語のもうひとつの軸を担うのが、長谷川博己演じるジャーナリスト・桜井。取材のために桜井は半信半疑で侵略者と名乗る者たちと行動を共にするが、彼らの力を間近で体感し、動揺しつつも最終的には引き寄せられていく。徐々に心の平穏を失い、狂気に満ちてゆく長谷川の演技も秀逸。なんとも形容しがたいオチを含んだラストまで、目を離さずに楽しんで。

©2017『散歩する侵略者』製作委員会

『東京喰種 トーキョーグール』

新たなビジュアルが公開されるたび、SNSなどがお祭り騒ぎ状態となり、原作の再現度の高さに期待が膨らんでいる『東京喰種 トーキョーグール』は、世界累計発行部数3,000万部超えの人気同名コミックの映画化。人の姿をしながらも人を喰う怪人・喰種(グール)と人間が一緒に暮らす東京を舞台に、半喰種となってしまった青年カネキの運命を描くSFアクション。カネキを演じるのは若手実力派俳優の窪田正孝。人体以外食べられなくなり、友達をも手にかけようとするカネキが、我を失ってしまう自分にハッとし絶望する様相は切なく、窪田が演じるならではの深い葛藤が心に突き刺さる。カネキを駆逐しようとする亜門鋼太朗を演じるのは、今飛ぶ鳥を落とす勢いの鈴木伸之。終盤、互いの正義がぶつかり合う熾烈な戦いは、圧巻の一言。タイプの違うふたりのイケメンが織りなす迫力のシーンをお見逃しなく!

©2017『東京喰種』製作委員会 ©石田スイ/集英社

TEXT:KYOKO AKAYAMA, EDITOR:AKIKO MIYASHIMA

この夏公開の映画は、気になるイケメンが勢ぞろい!【Part1】

今年のサマーシーズンに公開される邦画にはイケメンが豊作! 正統派の胸キュン青春映画から、お祭り騒ぎなコメディ映画まで、注目作品&俳優をセレクト。次の週末、どの作品を観に行く?

『逆光の頃』

現在、映画業界から引っ張りだこ。今年だけで6本(!)の作品出演が決まっている若手俳優・高杉真宙主演による青春映画『逆光の頃』。夏の京都を舞台に描かれるのは、高校生・赤田孝豊(高杉)が、バンドをやっている同級生の自立した格好よさに目を細めたり、幼馴染の恋人(葵わかな)とふたりで学校の廊下から眺める月の美しさにハッとしたり……といった、思春期ならではのちょっとした煌めき。風鈴の音ややわらかい夜のあかり、さらには主人公を演じた高杉の凛とした美しい顔立ちを眺めれば、うだるような暑さも忘れて心まで涼やかに! 違和感のない京都弁の台詞回しや所作のため、現地に住んでまで役作りを行ったという熱演に注目して。

©タナカタツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

『アリーキャット』

行定勲監督による名作『GO』で鮮烈な映画主演を飾り、今なお不動のカリスマとして輝く窪塚洋介が、同じ時代を生きるもうひとりのカリスマ・Dragon Ashのフロントマン降谷建志と、映像で初のタッグを組んだ話題作! 警備員のアルバイトで生計を立てる元プロボクサーのマル(窪塚)は、ストーキング被害に遭う冴子(市川由衣)を守るため、リリィ(降谷)と運命を共にすることになり……。映画での演技は初挑戦となった降谷のパワーのあるたたずまいは、物語に勢いを与える存在感。対する窪塚は、行き場のない思いを抱えた男の抑えた演技を披露し、風格さえ感じられる仕上がりに。『アリーキャット』の和訳は”野良猫”。猫を通じて知り合う野郎ふたり、さらに物語の最後に詰まったメッセージに胸が熱くなること間違いなし!

©2017『アリーキャット』製作委員会

『彼女の人生は間違いじゃない』

東日本大震災から6年たったいまの福島と東京。被災地で父とふたり仮設住宅に暮らす主人公みゆき(瀧内公美)は、週末になるとデリヘルのアルバイトのため東京に訪れる。高良が演じる三浦は、彼女を客のもとへ送り届け、危ない目に遭わないように守るドライバー。作品全体にそこはかとなく漂う哀しさ、切なさ、赦しを役に投影しているかのような高良の演技は、今までとは一味ちがう味わい深い仕上がり。三浦が鋭い眼光でみゆきを見据え、彼女のバイト面接に立ち合う長回しの場面は、目をそらせないほどの緊迫感! 物語の核となるシーンなので、お見逃しなく。

©2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会

『劇場版 お前はまだグンマを知らない』

今年3月、関東圏のみで同名深夜ドラマが放送されるやいなや、「イケメンの間宮祥太朗の顔面が崩壊している……!」とSNSを騒がせた衝撃作が、劇場版へとパワーアップしてついに公開。群馬県を元ネタにしたグンマと呼ばれる北カントウ地方にある町に、東京から転校してきた神月(間宮)が、グンマを異常なほど愛する人々に囲まれ、徐々にグンマーと化してゆく姿が痛快の、抱腹絶倒ストーリー。水野格監督とは「ほぼ顔芸についてしか話していない」、「表情筋がつった」という間宮による渾身の表情が何と言っても見どころで、バリエーション豊富に表現する間宮の俳優魂には「お見事」の一言! 作品には群馬県にゆかりのあるキャラクターや芸能人も数多く登場し、賑々した様子もお祭り騒ぎ的に楽しい!

©2017劇場版『お前はまだグンマを知らない』製作委員会

TEXT:KYOKO AKAYAMA EDITOR:AKIKO MIYASHIMA